多言語サービスエリア

#

会津三十三観音 第二十三番札所 高倉観音(高倉山観音堂)

高倉観音

 治承4年(1180年)後白河帝の第二皇子高倉宮以仁王が平氏追討の兵をあげたとき、お守りの観音像を随行の重臣に下賜されたものを、この堂を安置したのが高倉観音の始まりといわれている。

 堂は、創建当時、丸山の西山麓にあったが、正保の頃(1644~1648)、南西山麓に移され、その後元文4年(1739年)に現在の南側中腹に移され、集落を見下ろすように鎮座している。

 現在は圓通寺の「四万八千日」に合わせて、8月9日の夜のはじめ頃よりの御開帳が行われる。

【御詠歌】
高倉は宝を積みし山なれば 人の願いも満つる高倉

 

日本遺産 平成28年度認定

住所/ 福島県会津美里町字丸山乙691

23-2.jpg