関山観音
徳一大師が会津入りをして各地に建立してまわった時の大師の作ではないかとの一説がある十一面観音像が祀られている。
この観音像は寛永18年(1641年)、関山の集落に合併した上小松村の護仏であって、創建当時、堂宇は集落より離れた平地にあったが寛政2年(1790年)に集落を見下ろす山腹を切り開き、58段の石段をもうけて移建したのが現堂宇である。
本尊の十一面観音像は秘仏で毎年8月9日、年に一度だけ御開帳される。
【御詠歌】
散る花を止むる氷玉の関の山 雲降り登る道は一筋
日本遺産 平成28年度認定
住所/ 福島県会津美里町氷玉字関山乙381